公務員とはその名の通り、公(おおやけ)のために仕事に就く人たちの総称であり、雇用主は日本の政府(国・都道府県・市区町村)です。
官庁職員、国会職員、裁判所職員、税務職員、刑務官、入国警備員、航空保安官、海上保安官、警察官、消防官、公立学校職員など多種多様ですが、いずれも仕事を通じて社会に貢献できる職業といえるでしょう。また、利益追求を目的とする民間企業では利益が上がらなかったとき、採用差し控えやリストラ、給与やボーナスの減給、企業売却や倒産などのリスクが発生しますが、公務員にはそうしたリスクがほとんどないのも魅力です。給与や休暇などの待遇もよく、定年後の年金も保証されています。
「みんなのために役立つ仕事がしたい」という志を持つ人、「安定した就職がしたい」と願う人にはおすすめの仕事です。
あらゆる分野でグローバル化が進んでいる今は、公務員にも「国際感覚」と「英語能力をはじめとする外国語能力」が不可欠になっています。将来の夢に向かって一歩を踏み出しましょう!
公務員とは 国(立法、司法、行政)、政府の根幹を支える仕事や地方自治体(県、市町村)での地域に密着した行政サービスを行う仕事ができる職業です。
民間企業では利益追求という宿命があり、実現の難しいサービスがあっても、公務員であれば実現、実行できるサービスがあります。また、利益にとらわれることなく、お客様(国民、地域住民)のことを最大限に考えたサービスを提供することができます。
公務員ならできること、公務員にしかできない仕事というのが、公務員の仕事の最大の魅力です。国や地方自治体から給与をもらって仕事をすることになるため、責任感のある仕事です。ただ、どの仕事に従事することになっても、その一つ一つの仕事は国民、地域住民に対するサービスにつながるので、やりがいがあります。
日本国憲法第15条に「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」とあるように、公務員は国民全体のために仕事を行い、その仕事自体が国全体のために行われています。
政府の役割についていろいろ議論されていますが、国際化、高度情報化、少子高齢化などから様々な行政ニーズが次々に生まれており、これら国全体の課題に対して国家公務員は果敢に取り組んでいくことが期待されているのです。
公務員の魅力の一つは、社会全体のために自分の能力を活かせるとともに、日本全体を考えるという意味から、スケールの大きい仕事に取り組めることと言えるでしょう。
ちなみに、新たに採用された者に聞く国家公務員の志望動機は、「仕事にやりがいがある」「公共のために仕事ができる」となっています。
自己を高める意欲と向上心のある人
柔軟性があり、国際感覚を備えている人
人間関係を円滑に築け、協調性のある人
コミュニケーション能力の高い人
広い視野を持ち、行動力のある人
豊かな創造性と情熱のある人
分析力、洞察力に優れた人
(各府省人事課アンケ-トより)
国家公務員としては、これらに加えて、国民全体の奉仕者としての使命感や気概をもって行動する人などが求められています。
公務員の待遇 公務員は国家公務員法、地方公務員法により、その身分を保証されています。 法律により、懲戒処分(解雇、減俸など)は不正を行ったというような事由でもない限り、原則としてありません。また、休業・休暇など法律にのっとって適切にとることができ、民間企業よりも優遇されています。
勤務条件 国家公務員は週休2日制、1日8時間勤務の週40時間労働。地方公務員も国家公務員同様の勤務条件ですが、警察官、消防官など職種によっては不規則な交代性勤務もあります。
休暇・休業 有給休暇である年次休暇、病気休暇はもちろん、給与は無給となりますが介護休暇もあります。その他にも特別休暇(夏季・結婚・出産・忌引・ボランティア等)を採用しており、民間企業と比べると休暇を取りやすくなっています。
好待遇 次に待遇の良さがあげられます。利益優先の民間企業ではなかなか採用されていない各種手当てや勤務条件などは魅力的です。 民間企業では結婚・出産によって退職に追い込まれやすい女性にとって、産前産後休暇・育児休暇により結婚後も出産後もバリバリ仕事に打ち込める公務員の待遇は大きな魅力です。
再就職・転職しやすい 再就職・転職しやすいことも公務員が支持される理由の一つです。公務員の採用試験は、ほとんど明確な年齢制限がありますが、20代後半から30代前半まで採用している職場もあります。
一般的に言われる第二新卒の受け皿としても機能し、新卒で入る人と再就職・転職で入る人の割合はほとんど変わりません。学歴、職歴もある程度参考にしますが、能力と人間性を重視しているのです。
不況の影響を受けにくい 公務員という職業は好景気、不景気などの影響に左右されず、毎年一定の人数の採用を行っています。また、世間がどれほど不景気であっても、給料が下がることはほとんどありません。そして解雇される心配もありません。 つまり「公務員」という職業はずば抜けて安定しているのです。 「安定」、「安心」を求める人にとって「公務員」は天職ともいえるでしょう。